知識と情報の小径【領収書編】
領収書にまつわる優れたコラムや興味深いコラムを紹介する小径です。
コラム
街角にある一人しか入れない四角ボックスがある。 証明書用の写真を撮るものだ。 そこに入って、一瞬戸惑った。 7月11日(金)午後3時過ぎのことだ。 円い椅子に座ると前面の鏡のようなものがあり、そこに私が写っている。 私の写真なのだから、それはいい。 だが、その後がわからない。 画面の右下に1000円とある。 以前は700円だったので、値上がりしたのだろう。 1000円ならいい、と思って1000円を入れた。 身支度を求められて、顔の中心と顎の位置を確認。 これは音によるものか、文字によるものだったのかを覚えていない。 いつものように機械の指示に従うことにした。 何の証明なのか。 選択肢が表記された。 普通の証明というものに印を入れた。 カーテンを閉めた後に、ボックスが光ったのかどうか。 この写真でいいのかを確認された。 私は座ったまま、写真が出てくるのを待った。 写真が出てこない。 もう一度、チェックできると思っていた。 ひょっとしたら、写真が出る場所が違うのではないか。 そう思って、外に出るとそこにハガキの大きさの印画紙があった。 データ預かり証。 その下に撮ったばかりの私の写真と管理コード。 そこにはQRコードとURLが示され、その下に以下の記述があった。 「データをスマートフォンやパソコンに保存するには、管理コードかURLで専用
サイト
にアクセスしてください。保存されたデータを使って再印刷するには管理コードを証明写真機の画面で入力してください。」 その下に、日時、登録番号、
領収書
、会社名。 その右に「データは6か月間保管されます」とあった。 自宅に帰って、パソコンで示されたURLを入力。 私の写真が出てきた。 これを印刷することにしたのだが、証明書写真サイズにすることができない。 やむなく、オクサンに頼んで室内で撮影。 それを会員証の写真として手帳に貼りつけた。 データお預かり証をよく読むと、その証明写真機で再印刷が可能という。 その時にはどうしたらいいのかわからなかった。 令和の証明写真機は進化したのか。 あのマイナンバーカード用写真の作成で、新たなものになったのか。 私の証明用写真データはこの会社に6か月間も保存されている。 写真の扱いが心配になった。 ・・・
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